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アプリを通じて世界を少しでも変えたい

フォワーディングエコノミー

先日、自宅の本を処分しようと整理していました。
街の古本屋に持っていっても、二束三文にしかならないだろうし、かといって捨てるのももったいないなぁ、と思っていました。

いったい、ナンボになるやろか。

ネットでの買取サービスを調べていたところ、ValueBooksさんのサイトを見つけました。

そこで、ValueBooksさんの思いを見て、非常に共感しました。

(引用)
> 私たちのもとには、毎日約2万冊の本が届きます。
> 実はそのうちの約半数、1万冊の本を、
> 「オンラインでの販売がむずかしい」という理由で古紙回収に回しています。
> ※2018年7月時点
> 古紙回収に回る本の数を減らしたい。
> でも、これまでは「どんな本であれば買い取れるのか」を、
> 私たちはお客様にしっかりとお伝えすることができていませんでした。
> そこで、「おためし査定」をご用意しました。その本がいくらぐらいで買い取れそうか、
> 目安となる金額をかんたんに確認いただけます。
日本って、「中古」というものにまだまだ抵抗がある人が多いんじゃないかなぁなんて思っています。

フリマアプリとかが流行って、以前よりは少しはましになってきているとは思いますが

古本、中古車、古着、ユーズド、、、


なんか、言葉だけ見るといいイメージじゃない気がします。
イメージが悪いだけで、中古のものをあえて、選ぶって素敵なことだと思います。
まだまだ使えるのに、イメージだけで敬遠されるのはもったいないなって。

そこで、私は、中古のイメージを変えたいと考えています。

そのために、新しい言葉で再定義するのはどうだろう。

中古で流通させるってことは、ほかの誰かに、

託すこと
つなぐこと

なんじゃないかって。

だから、私は中古品を
「フォワード品」と名付けたい。

誰かに「託す品」
誰かに「つなぐ品」
という思いを込めて。

そして、フォーワード品が回る経済を
「フォワーディングエコノミー」と。

世の中には、もったいないことがいっぱいあると思います。
中古本、中古車、古着以外にも、中古というものだけを対象にするのではなく

賞味期限が近いだけで、行き場を失った大量の食品
ブランド棄損を避けるために、大量に廃棄される衣類
箱が少し潰れただけで一次流通に乗らない家電
安く買い叩かれてしまう、余剰在庫や滞留品

などなど。

私が知らないだけで、もっともっと色んなモッタイナイことがあると思います。

そういったたくさんのモッタイナイものを「フォワード品」という言葉で定義し、
次の人に託す/つなげる(フォワード)する意識が
日本中のみんなに広まっていけば、もっともっと素敵な世界になるんじゃないかって。


自分は、その世界をアプリでなら表現できるかも。

自分に不要になったものを誰かにフォワードしませんか?
誰かのフォワード品を積極的に選択しませんか?

よろしくお願いいたします。 


since 12/2018

R's Software 代表

R's Software Japan, Tokyo
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